複数の子供の育児・子育てについて
日本の少子化率は近年、悪化の一途を辿っています。
女性には若いうちから結婚(実際には既にここでつまづいていますが)が望まれ、また結婚した夫婦はより多くの子供を育ててもらわなければ少子化を止めることにはなりません。
子供の数は多ければ多いほどいいのですが、子育ては大変ですね。
時間もお金も体力も必要です。
ストレスに関して言えば、上の子の経験がある分、下の子へは多少楽にはなるくらいでしょうか。
大変なのは上の子です。
下の子を持てば、上の子にとっては少なからず試練になります。
人生で最初の大きな変化が訪れることになります。
それまで全ての周りの大人たちが自分を構ってくれていた状況から、下の子が生まれた瞬間に下の子へ奪われてしまうのです。
どの子でもその事にストレスを感じてしまいます。
母親は特に赤ちゃんが最優先となります。
自分の欲求が今までとは違って後回しにされるのは、子供には大きな不安なことです。
年齢的に無条件で自分を受け容れて欲しい時期でもあります。
だから愛情を疑いだしストレスになっていきます。
やがて反抗的な態度になったり、今まで出来ていたことをしなくなる逆行した状態で表現したりします。
そんな風にして気を引こうと思うことが強くなるのですが、ようは母親に構って欲しいのです。
しかし母親にとっては下の子の育児で精一杯の中、そんな上の子の表現が苛立ちとなりストレスが溜まってしまいます。
上の子に対する配慮して親子間を巧くいかせることは大切です。
ありのままに聞き、受け取り上の子をお手本と成るよう持ち上げていきましょう。