子供に必要なストレス?
映画監督の宮崎駿さんは、たいへん有名な方で知らない人がいないと言っても良いほどでしょう。
日本だけでなく海外においても有名な方です。
その宮崎駿監督の著書の中やインタビューで時々「子供」に対する意見が登場します。
「子供」は「大人」になるための準備期間でもなく投資期間でもない。
子供という今の時間を生きる期間だ。
その時に宝物を如何に得られるかだ。
所詮、子供はつまらない大人になるしかない存在だ。
引用として、多少意味に誤差があるかもしれませんが、こう言った発言をよくされていたようです。
子どもを愛し、その様々な生き方をみつめ、思いを馳せられているのしょうか。
監督の作品に何よりそれが如実に表現されていますね。
もちろん違う感じ方をされる人もいるでしょう。
宮崎駿監督が子育てに関するいろいろな考え方を著作の中に提示しています。
その一つは「子供には、ある種のストレスを与えることも必要だ。」と出ています。
具体的には、入ってはいけない「聖域」を創作することだそうです。
ストレスは、一般的には悪役で、それが普通だと思いますが、必要なストレスというのもあると思います。
希望や期待もストレスの仲間と言えるかもしれません。
この例もその一つですね。
入ってはいけない場所は、自然に子供の中に心の闇を作るものだと宮崎駿監督は記されていました。
見えない空間により想像力を働かせて、それが子供の心を豊かにしてくれると。
子育てでも試してみたいテクニックのではないかと紹介しました。